好き、なんだよ。

「ふわぁ......」


「うわっ!」



突然むくっと起き出す朽木。


オレは思わず声をあげてしまった。



「あっ、起きてる。樋口く~ん!香西くん、起きたみたい!」



しかし、返事はない。



「あれ?どこ行っちゃったんだろ?相澤くんもいないし、私ちょっと見てくる」



行くな...。


引き止めたい気持ちが心のどこかにあってオレは叫んでいた。



「奈和!」



が、しかし。



「あっ、ごめん。栄木さん部活まだ終わらないから伝えてない」


「いや、だから、そういうことじゃなくて」



オレが今話したいのは...


朽木奈和。


お前なんだよ。