好き、なんだよ。

「今家に着いたよ。指輪可愛いね。ありがとう!」



オレはバイトから帰るとすぐに夏音からのメッセージを確認し、送られてきた写真を待ち受けにした。


可愛すぎるだろ、夏音。


この待ち受けはご利益がありそうだ。


スマホで動画を見ながらお決まりのおにぎりを貪りついているところにアネキが帰ってきた。



「ただいまー」


「お帰り」


「ねえ玲音、今日七夕でしょ?お願い事した?」


「願い事?そりゃまあぼちぼちに」


「ま、どうせれおのことだから、夏音ちゃんと結婚出来ますようにとか願ったんでしょうけど」


「そうに決まってるだろ。それ以外なんもねえ」



オレがそう吐き捨て、2こ目のおにぎりの包装をびりびりと破いているとアネキが珍しく冷蔵庫を開けてアイスを出して来た。



「おいアネキ、どうしたんだよ」


「どうもしてない。ただちょっと疲れただけ。試験まで1ヶ月切ったし、勉強しなきゃなー。てか、れおもでしょ?今回もほどほどに頑張りなよ」


「ああ」