「おはよう」
「お、おはよう。どうしたの?家まで来てくれるなんて」
「今日はオレたちの3周年記念日だろ。それと...夏音の誕生日!ダブルでおめでとう!」
オレはカバンから小さな箱を出した。
昔から夢だった、跪いてそれを渡すというプリンスシチュエーションをやってみた。
「今年も契約更新してくれるなら受け取って下さい!」
午前7時。
朝霧がかかる道路で、回りは住宅ばかりという中、バカデカイ声で叫んだ。
数メートル横を通っていったランニングのおじさんには白い目で見られたが、オレも夏音も気にしない。
2人だけの世界だ。
「もちろん、今年もよろしくね」
「今年だけじゃない。この先もずっと一緒にいてくれ。来年も再来年もカレシ更新よろしくお願いします!」
「カレシ更新はいつか終わっていつかは夫になるかもね」
夏音のクセにめっちゃええこと言うやん。
テンションがおかしくなって不馴れな関西弁が出てしまった。
こんな調子でオレたちは4年目も仲良く、楽しく、笑い合い、助け合い、過ごしていくんだろう。
「お、おはよう。どうしたの?家まで来てくれるなんて」
「今日はオレたちの3周年記念日だろ。それと...夏音の誕生日!ダブルでおめでとう!」
オレはカバンから小さな箱を出した。
昔から夢だった、跪いてそれを渡すというプリンスシチュエーションをやってみた。
「今年も契約更新してくれるなら受け取って下さい!」
午前7時。
朝霧がかかる道路で、回りは住宅ばかりという中、バカデカイ声で叫んだ。
数メートル横を通っていったランニングのおじさんには白い目で見られたが、オレも夏音も気にしない。
2人だけの世界だ。
「もちろん、今年もよろしくね」
「今年だけじゃない。この先もずっと一緒にいてくれ。来年も再来年もカレシ更新よろしくお願いします!」
「カレシ更新はいつか終わっていつかは夫になるかもね」
夏音のクセにめっちゃええこと言うやん。
テンションがおかしくなって不馴れな関西弁が出てしまった。
こんな調子でオレたちは4年目も仲良く、楽しく、笑い合い、助け合い、過ごしていくんだろう。