好き、なんだよ。

樋口くんが犯人を追っている警察並みにさっと腕時計を確認する。



「まだあと1時間はあるね。そこのカフェで待ってもいい?」


「いいけどなんでここに来たの?もったいぶってないで教えてよ」


「ひとまずお茶して休もう。ちゃんとその時に言うよ」


「本当?」


「本当だよ。基本的に俺は嘘をつかない」



私は頷いて樋口くんの後に着いていった。