好き、なんだよ。

そして、あっという間に放課後になった。


私は樋口くんと共に駅まで歩き、自宅とは逆方向に向かっていた。


どこに行くのかと聞いても内緒と言われるばかりで一向に教えてくれなかった。


日が延びたからまだ茜色の空が5割を閉め、藍色が覆い被さろうとしているところで目的地に到着した。