好き、なんだよ。

その呼び方で、オレは朽木だと確信した。


あいつだけが昔、"れおとくん"と呼んでいたから。


アップダウンの激しい道の先にその姿はあった。


雨に打たれながら眠っていた。


相澤なら写真を撮っていただろうか。


ごめんな。


ずぶ濡れくちなおはオレだけしか見られない。