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翌日。
学校前の坂を上っていると、メッセージが届いた。
亜依ちゃんからで、【学校に着いたら屋上に来て】と書いてあった。
なんだろうと思って急いで坂を上る。
下駄箱で靴を履き替えたら、
今日は購買にも寄らずに屋上へと向かった。
重い扉を開けると、左手のフェンスの前に
亜依ちゃんと加奈ちゃん、桜ちゃんがいた。
こんなところで話って、なんだろうと首を傾げる。
ゆっくりと3人に近付いて、笑顔を作った。
「お、おはよう」
「……おはよ」
なんだかそっけなく感じる。
次第に違和感を覚えた。
なんだかこの空気、感じたことのある空気だ。
おかしい。そんなはずはない。
だってこれは、あの忌々しい中学の頃の記憶。
「は、話って、何?」
恐る恐る聞くと、加奈ちゃんが口を開いた。
「朱莉ちゃん、須藤くんのこと、好きなの?」
「えっ?」
加奈ちゃんったら、突然何を言い出すの。
だって恵弥くんは亜依ちゃんが好きなんだよ。
それに、友達の好きな人を好きになるはずがない。
フルフルと首を横に振った。


