春色のラブレター







優弥はどこまで知ってるんだろう。


リリカは告白したの?

付き合えたの?振ったの?



私がこれ以上踏み込んだら優弥にまでも嫌われそうで怖い。


私が下を向いてじっとしていると優弥が小さく口を開いた。




「さっき、リリカに告白されたんだ」

リリカ、ちゃんと言ったんだ……。



「だけど俺はその気持ちに応えられない。かんなも応援してたんだろ。ごめんな」

なんで、なんで優弥が謝るの。

優弥の悪い要素なんて皆無じゃん。



悪いのは全部わたし。


勝手に一人で舞い上がって、大事な友達を傷つけた。


「リリカが言ってた。かんなにひどいこと言っちゃったって。かんながそういうこと悩んでいるの知ってて自分らしくなくぶつけちゃったって」


「でも、あれがリリカの本心なら私は受け入れるしかないよ。そりゃ、ふらふらしている私を見たらムカつきはするもん」



「へえ……ふらついてる、ね」