『じゃあさ かりんがたすけてあげるよ。』



『ほんとう?』



小さいあたしは男の子を抱き締めた。


『うん。こうしたらだいじょうぶになるよ。』



『あったかい。かりんちゃんありがとう。やくそくだよ。』




『うん。やくそく。』