プッチーン!






『皇の馬鹿っ!あほっ!どSっ!』



あたしはまたもや皇をつきとばし音楽室を後にした。




再び一人残される皇。




『ちっ。俺もまだガキだな。好きな女にあんな態度。』






(それでも俺は、花梨、お前を、10年前から。)



『愛してる。』