『ふん。挑発には乗らん。』

『結構。僕は欲しい物は奪い取る。例え兄上の女でも。』


蓮さんはあたしを舐めるように見詰める。


全身に悪寒が走る。

(なんか皇と違う意味で怖い...)




『それにまだ兄上は花梨さんを抱いてはいないらしい。』




『蓮、調子に乗るなよ。』