私の彼は魔王様

『マスター、今回の事件に蓮様は関わっておられません。配下のものが勝手に画策したようでございます。』





『ふん。花梨に不埒な事をしようとしたのだ。それだけで万死に値する。』




『蓮、今日は見逃してやるが今度やったらただでは済まさん。』




『はい。兄上。』


そう言って蓮は銀色の瞳を伏せた。







今の所は。