地の牢と呼ばれ、牢の中でも奥まったところにある一番寂れたところ
じめじめしたこの牢は昼なのにあまり日も差さず唯一救いであるのが天井から程近い小さな窓

その窓もやはり鉄格子がはめられそこから漏れ出す光で昼夜を区別しているって感じ
窓から漏れる光の感じだと今日は暖かいはずなのにここの牢は妙に寒く感じてしまうのはあたしだけだろうか
いや、寒く感じるのは日が差さないせいもあるかもしれないが一番の原因は彼女の言葉であるだろう

極刑イコール死


この牢に入れられたものの末路
あたしはこのままここで死んでしまう?