「土曜日の朝!
真矢と一緒にいた?」
「土曜日の…」
……あ。
もしかして、合コンがどうとかって真矢くんと電話してた子…?
「え…えと、そうですが…」
「じゃあお姉さんが真矢の片おも「成也」
男の子と話していたら、
真矢くんがその子の頭をガシッと掴んだ。
「余計なこと言うな」
「余計なことぉ?
応援してんだよ?オレは」
「あーうぜぇ。
お前に言うんじゃなかった」
真矢くんが成也くんに向かってチッと舌打ちすると、
成也くんを引っ張って女の子たちの元へ戻っていく。
……えぇ…また私、置いてけぼり…。