大人になんて、ならないで。




顔を上げて2人をじっと見つめると、



2人は気まずそうに視線を泳がせた。




「真矢は…えっと」



「あー!委員会だよ委員会!な!」



「あー…そうそう!委員会っつってたわー!」




明らかに頰が引きつってる2人に、疑いの視線を向けた。




「……本当のこと、言って」




フォークを一旦お皿に置くと、2人が観念したように眉を下げた。




「……真矢、女といる」



「……」



「あーでも!下心とかは全然なくて…!
……しつこい女に諦めてもらうために仕方なくっていうか…」



「……わかった」



「本当に、本当だから」




『信じてやって』と頭をさげる2人。



……信じるも何も…どういう気持ちであれ女の子といるんでしょう?



……別に…真矢くんの好きにすればいい。