「……だから、
俺の理性吹っ飛んじゃう前に、
早く寝てよね」



「え…」



「ほら、先にベッド入ってな。
洗い物終わったら隣に行くから」




ぽん、と頭を撫でて、真矢くんがまた食器洗いを始める。



心なしか、顔が赤いような気がする真矢くんにペコと頭を下げてから、自分の部屋に入った。





……ダメだよ、真矢くん。



キスしてなくても



ドキドキして、眠れない…。