「今日から恋々は俺のお嫁さんね」
え?!
「お、およ、お嫁……。だって、朱里くんはこれから高校生にあがるところで、15歳だよ!?」
真っ赤に火照りあがるあたしの頬に朱里くんの手が伸びる。
ひ、ひぇ!
なんでほっぺを包まれてるんだろう……っ。
「何で赤くなってんの?」
「お嫁さんとか……いうから!」
「それは、家事全般してね、って意味だろバアアアアカ」
ーームニ。
ほっぺ、痛いほどつままれてる。
ん、ま、
「まぎらわしいー!」
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