ドッドッドッド……。

心臓がどんどん加速していく。



にやり、朱里くんの唇は三日月のように笑った。



「……俺が止めてやろーか?」



近づいてくる朱里くんの唇に心臓がどっかーんと思いっきり跳ねあがって。


「ひゃあああああ!!」