結衣「あぁ…、どうしよう…。悠斗さんと話してみたい…。」
女装が趣味と噂の同じ学校の3年生、悠斗は、みんなの人気者だ。顔立ちは整っている上に、性格もよく、男女共に人気を集めている。そんな彼に憧れた結衣は、悠斗を見る度、目で追いかける。それだけで心臓が飛び出そうな程、必死なのだ。過去に一度、二人きりになったことがあるが、ほとんど話せていない。目で追いかけるのも必死なのに、話すなど、恐れ多かった。
だが、彼女は、決めた。
彼に告白する。
しかし、問題がある。彼は、いつも人に囲まれているため、二人きりになることなど、ほとんど無いため、いつ、二人きりになるか…。
「はぁ…。」
そんな時、チャンスが舞い降りた。