絶望を希望で…

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李斗「ここの担任はちょっと遅れててな。

後で来る。その前に自己紹介済ましとくぞ。」

『はぁ…おっけ。』

李斗「あ、喜べ輝夜。

朝陽も月光もいるぞ。“あいつ”もその彼女もな」

『ほんっとクズ。』

李斗「ﾌｯ…言っとけば輝夜」

ｶﾞﾗｯ

李斗「おはようお前ら。転校生だ。」

？1「誰だろ…」

？2「まぁ…Sクラスなんだから変な奴では…

いや、あるか。Sだもんな。」

李斗「はいそこもう黙れ。待たせてんだよ。

…入れ。」

『失礼しまーす。』

月光幹部「か、かぐや！？！？」

『…はじめまして皆さん。

知ってる人はお久しぶり。

西園寺輝夜…名乗っていいのか分かんないけど…

月光総長の輝夜姫やらせてもらってます。

よろしく。』

あぁ…あいつらの驚いた顔…久々に見た。

劉-ﾘｭｳ- 玲-ﾚｲ- 新-ｱﾗﾀ- …相変わらずイケメンだ。

それと…凛-ﾘﾝ-とその彼女さん…か。

美人さんだな…。

李斗「…や……ぐや、かぐや！！！」

『あ、なに李斗。』

李斗「お前席あそこな。」

『いや担任が決めるんじゃねぇのかよ。』

李斗「あぁ、担任は流斗-ﾙﾄ-だから。

仲良くしろよ。」

『…月光で固めてんじゃねぇわボケ。』

李斗「ﾊｯﾊｯﾊｯ！じゃ、後は自由に〜。」

ｶﾞﾗｯ…ﾋﾟｼｬｯ

…空気重すぎだろ。

ってか世界ニと世界一喧嘩してないのかな。

仲良さそうだけど。

劉「輝夜っ…探したんだぞバカ！」

『あぁ…ごめんごめん…ごめんね。』

玲「ったく…心配かけさせんな。」

『はいはいごめん。』

新「それにしても今までどこに隠れてたの？

僕たちも見つけられなかった。」

『あー…。そうだ。言わなきゃいけないこと、

あるわ。』

劉 玲 新「「「なんだ？（なにぃ？）」」」

『あ…えーと。後で、話す。』

劉「いやいや、凛も居るしここで大丈夫だろ。」

『…あ…ぁ。いや、ほら、カップルの邪魔は

ダメじゃん？人間的に』

凛「い…や、そんな気にしなくても…」

『気にするよ。だって…((((ﾌﾞﾝﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…』

『この音…。』

凛「由依-ﾕｲ- 隠れてろ。すぐに『いらない。』へ？」

『ざっと100人？私だけで充分。』

凛「んや、さすがに！」

由依「そ、そうですよっ、女の子なんですし…」

『黙れ。ぴーぴーうるせぇんだよ外野は散れ。』

凛「おま…そんな言い方はねぇだろ！？」

『これでも世界一の族の頭なんだ。

…学校くらい守れねぇでやってけるかばーか。』

ﾄｺﾄｺﾄｺﾄｺ…ﾀｯ…ｼｭｯ…

由依「！？！？ここ4階ですよ！？！？！？」

凛「…大丈夫だ。あいつなら、な。」

劉「相変わらず変わってねぇな…」

玲「だな。いつだってかっこよくて…」

新「いつだって美しい、ね。」

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