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「今日は明日参加する、音楽発表会の練習をします」
私とまなは1時間位の練習をした後、ランドセルが置いてある部屋に向かった
「明日だね…やっぱ緊張する」
「うん…失敗したらどうしよう」
「2人ともそんなに重く考えるなって!」
「「わっ!?」」
「びっくりしたぁ…もう、驚かせないでよ!」
「ごめん、ごめん笑 そんなに驚くとは思わなかった笑」
「笑ってるし!絶対、反省してないでしょ!」
帰りの準備を終えて、私とまなと優で帰った
だけど私だけ途中で帰り道が違った
「紗良、じゃあね!また明日!」
「また明日な!また面白い話しよ笑」
私も2人にバイバイして帰ろうとした
後ろから聞こえてきた楽しそうな2人の笑い声が私の耳に届いた
「…」
私はいつもより早いテンポで歩いて家に帰った
_________________
「紗良、おはよー!」
「あ、おはよ…」
「ん?どうしたの、なんか元気ない?」
「ううん、別に…」
こんな態度取っちゃいけないってわかってるのに…まなに迷惑かけてしまった
なんだろう…胸ら辺がモヤモヤする
「紗良!」
「…?」
「前、進んでるよ!」
「あ、ごめん…」
会場に着いてからまなは私のことをずっと心配してくれていた
「次は◯◯小学校です どうぞ」
アナウンスが流れて、私達はステージに立った
先生の指揮に合わせて楽器に息を吹き込んだ
_________________
「紗良、まな、お疲れー!」
「優!お疲れー」
「あ…お疲れ様…」
「紗良、どうしたの?なんか失敗しちゃった?」
「ううん…」
「今日、紗良、調子良くないんだって」
「そうなんだ…無理しないでね」
「ありがとう…」
優にまで…迷惑かけてしまった
楽器の片付けを終えて、休憩に入った
他の部員とも話しながら盛り上がっている時、1人が「みんなって好きな人とかいるの?」と質問してきた
みんな恋バナムードに入ってより盛り上がった
優のは聞きたくない…そう思っていた
「じゃあ、優は?」
「僕?僕はいるよ」
「「ええええええ!?」」
みんなが大きな声で驚いた
「そんなに驚く?笑 好きな人くらいいるよ笑」
聞きたくなかった…だけど、もしそれが自分だったらとかそんな最低な考えをしてしまっていた
「はぁ…」
「じゃあ、紗良は?」
「え…い、いないよ…」
「そっかぁ…好きな人できたら教えてねー!」
「うん…」
胸ら辺がモヤモヤした正体が自分でもわかっていた
こういうのが「恋」っていうんだなっていうのを…
「今日は明日参加する、音楽発表会の練習をします」
私とまなは1時間位の練習をした後、ランドセルが置いてある部屋に向かった
「明日だね…やっぱ緊張する」
「うん…失敗したらどうしよう」
「2人ともそんなに重く考えるなって!」
「「わっ!?」」
「びっくりしたぁ…もう、驚かせないでよ!」
「ごめん、ごめん笑 そんなに驚くとは思わなかった笑」
「笑ってるし!絶対、反省してないでしょ!」
帰りの準備を終えて、私とまなと優で帰った
だけど私だけ途中で帰り道が違った
「紗良、じゃあね!また明日!」
「また明日な!また面白い話しよ笑」
私も2人にバイバイして帰ろうとした
後ろから聞こえてきた楽しそうな2人の笑い声が私の耳に届いた
「…」
私はいつもより早いテンポで歩いて家に帰った
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「紗良、おはよー!」
「あ、おはよ…」
「ん?どうしたの、なんか元気ない?」
「ううん、別に…」
こんな態度取っちゃいけないってわかってるのに…まなに迷惑かけてしまった
なんだろう…胸ら辺がモヤモヤする
「紗良!」
「…?」
「前、進んでるよ!」
「あ、ごめん…」
会場に着いてからまなは私のことをずっと心配してくれていた
「次は◯◯小学校です どうぞ」
アナウンスが流れて、私達はステージに立った
先生の指揮に合わせて楽器に息を吹き込んだ
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「紗良、まな、お疲れー!」
「優!お疲れー」
「あ…お疲れ様…」
「紗良、どうしたの?なんか失敗しちゃった?」
「ううん…」
「今日、紗良、調子良くないんだって」
「そうなんだ…無理しないでね」
「ありがとう…」
優にまで…迷惑かけてしまった
楽器の片付けを終えて、休憩に入った
他の部員とも話しながら盛り上がっている時、1人が「みんなって好きな人とかいるの?」と質問してきた
みんな恋バナムードに入ってより盛り上がった
優のは聞きたくない…そう思っていた
「じゃあ、優は?」
「僕?僕はいるよ」
「「ええええええ!?」」
みんなが大きな声で驚いた
「そんなに驚く?笑 好きな人くらいいるよ笑」
聞きたくなかった…だけど、もしそれが自分だったらとかそんな最低な考えをしてしまっていた
「はぁ…」
「じゃあ、紗良は?」
「え…い、いないよ…」
「そっかぁ…好きな人できたら教えてねー!」
「うん…」
胸ら辺がモヤモヤした正体が自分でもわかっていた
こういうのが「恋」っていうんだなっていうのを…
