ユウトからもらった二枚の絵を、あたしは写真たてに入れて部屋に飾った。 柔らく広がる青い空と、重く深い海。 二枚の絵は、ユウトの部屋を切り取って持ってきたように、あたしの部屋におさまった。 机の上のそれを私は見つめる。 ママの部屋から、ママが最近気に入っているアルバムが流れている。 静かな夜の曲。 そんなBGMを聞きながら、あたしは電気を消す。 「おやすみ」 誰に声をかけるでもなく、あたしはベッドの中で呟く。 そして、とても不思議な夢を見た。