あたしは下を向いた。 そんなにはっきり好きと言われると、どうしていいかわからない。 どうして、あたしなんだろう。 「サナ?」 ユウトの声にあたしは顔を上げた。 「どうかした?」 「ううん」 「あのさ、嫌だったら言って」 「え?」 「俺と一緒にいるの」 「嫌じゃない!」 あたしは弾かれたように答える。 「嫌じゃないよ…一緒にいるの」 自分が言った事が結構大胆なことに気付いて、あたしはまた顔を赤くする。 「よかった」 ユウトは笑った。