「それでは女子は、コース前に並んで下さい!」
体育委員の声で、鈴花と柚果は急いで並ぶ。
「いくら柚果でも、負けないからね。一番になるって、正樹くんと約束してるんだもん」
鈴花は楽しそうだ。
その視線の先には、照れながら小さく手を振る正樹がいた。
「ヨーイ、スタート!」
一斉に走りだし、それぞれ段ボールの中に入っていく。
柚果の飛び込んだ部屋には…。
えぇっ…?何これ? 誰が選んだの??と戸惑うけれど、仕方がないので袖を通す。
意を決してドアを開けると、海斗と目が合った。
体育委員の声で、鈴花と柚果は急いで並ぶ。
「いくら柚果でも、負けないからね。一番になるって、正樹くんと約束してるんだもん」
鈴花は楽しそうだ。
その視線の先には、照れながら小さく手を振る正樹がいた。
「ヨーイ、スタート!」
一斉に走りだし、それぞれ段ボールの中に入っていく。
柚果の飛び込んだ部屋には…。
えぇっ…?何これ? 誰が選んだの??と戸惑うけれど、仕方がないので袖を通す。
意を決してドアを開けると、海斗と目が合った。

