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その頃の私、立花百はまだ高校一年生で、

思春期の真っ只中だった。

自分とは何か、何のために生きているのか、
そんな永遠に答えの出ることのない問を
グルグルと頭に巡らせながら
日々を過ごしていた。


負の感情の無限ループの中で。