俺が止めに入ると2人は揃ってこちらを見て、それから再び互いを睨みつける。
喧嘩するほど仲がいいっていうけど、最近その回数が増えてないか?
まあ、兄貴が壱華ちゃんに甘えすぎだからいけないんだが。
と2人を観察中、ちょうどよくデスクの上の兄貴の携帯が着信を知らせた。
「志勇、携帯鳴ってる」
「知ってる」
……分かってるなら出ろよ。けど目を逸らしたら負け、みたいな雰囲気だから仕方なく俺が見てあげる。
「……親父からだ。出なきゃ、兄貴」
目の前まで行って渡すとパシッと素早く受け取り、鼻息荒く部屋の外に出ていった。
「……毎度毎度ごめんなさい、颯馬さん」
やれやれとソファーに腰を下ろす壱華ちゃん
……この子もよく兄貴相手に真っ向から口答えできるよなぁ。
女性は妊娠すると強くなるというが、それも関係してたりね。
「まあまあ、甘いもの食べて落ち着こうよ。食べられそう?」
だけど自分達が喧嘩することで周りに迷惑かかるって分かってる彼女は申し訳なさで眉を下げる。
まだ若いんだからそんなこと気にしなくていいのに。
暗い彼女の気持ちを払拭するため、ガラステーブルの上に白いケーキの箱を置いた。
喧嘩するほど仲がいいっていうけど、最近その回数が増えてないか?
まあ、兄貴が壱華ちゃんに甘えすぎだからいけないんだが。
と2人を観察中、ちょうどよくデスクの上の兄貴の携帯が着信を知らせた。
「志勇、携帯鳴ってる」
「知ってる」
……分かってるなら出ろよ。けど目を逸らしたら負け、みたいな雰囲気だから仕方なく俺が見てあげる。
「……親父からだ。出なきゃ、兄貴」
目の前まで行って渡すとパシッと素早く受け取り、鼻息荒く部屋の外に出ていった。
「……毎度毎度ごめんなさい、颯馬さん」
やれやれとソファーに腰を下ろす壱華ちゃん
……この子もよく兄貴相手に真っ向から口答えできるよなぁ。
女性は妊娠すると強くなるというが、それも関係してたりね。
「まあまあ、甘いもの食べて落ち着こうよ。食べられそう?」
だけど自分達が喧嘩することで周りに迷惑かかるって分かってる彼女は申し訳なさで眉を下げる。
まだ若いんだからそんなこと気にしなくていいのに。
暗い彼女の気持ちを払拭するため、ガラステーブルの上に白いケーキの箱を置いた。



