今年でもう6年になるが、極山の奇襲によって、憂雅の父親である湊人と剛の親父が亡くなったのだ。
それにより兄貴の付き人だった司水が親父の側近に昇格。
よって兄貴は新しい付き人を探さなければならなかったが、納得がいかないでずっと機嫌の悪い日々。
しかし組の決定したことだからと、誰にも当たらず愚痴もこぼさないで耐えている様は、さすが未来の若頭だと心の中で賞賛した。
ところが問題は側近候補にあった。
噂に聞いた話、そいつらは若頭の側近になれば地位が保証されるとか、そんな狡い企みや野心のあるものばかり。
呆れた。ひとりも兄貴を想い付き人になろうとする者がいなかったからだ。
目先の名誉ばかり気にしているようでは、誰も兄貴と釣り合わない。
だからこっそりと俺が立候補した。
俺なら兄貴の扱い方を分かってるし、どんなに傍若無人で自由奔放に生きていても、人を惹きつける強さに憧れを抱いていたのは事実。
それにこの男の傍にいれば退屈しないだろうと思った。
まもなくして第一側近は俺に決定され、顔合わせの時に初めてそれを明かした。
それにより兄貴の付き人だった司水が親父の側近に昇格。
よって兄貴は新しい付き人を探さなければならなかったが、納得がいかないでずっと機嫌の悪い日々。
しかし組の決定したことだからと、誰にも当たらず愚痴もこぼさないで耐えている様は、さすが未来の若頭だと心の中で賞賛した。
ところが問題は側近候補にあった。
噂に聞いた話、そいつらは若頭の側近になれば地位が保証されるとか、そんな狡い企みや野心のあるものばかり。
呆れた。ひとりも兄貴を想い付き人になろうとする者がいなかったからだ。
目先の名誉ばかり気にしているようでは、誰も兄貴と釣り合わない。
だからこっそりと俺が立候補した。
俺なら兄貴の扱い方を分かってるし、どんなに傍若無人で自由奔放に生きていても、人を惹きつける強さに憧れを抱いていたのは事実。
それにこの男の傍にいれば退屈しないだろうと思った。
まもなくして第一側近は俺に決定され、顔合わせの時に初めてそれを明かした。



