「え、でも梟が突き止めたらしいじゃねえですか。信憑性は高い」
「そうだとしても断定じゃない。与えられた情報を鵜呑みにするな」
「へい……そうですか」
いい情報を持ってきたと意気揚々だったけど、アニキにそう言われて渋々事務所の中に戻って行った。
「凛太郎」
「はい」
「凛太郎は関係ない、とっくの昔に荒瀬の男だ」
アニキはそのおっさんが中に入っていったのを確認して、こっちに背中を向けながらそう言ってくれた。
その優しさにじんわりと胸の奥があたたかくなっていく。
「アニキ……俺が女だったら惚れてるっす」
「はぁ!!?」
いつもの調子に戻って冗談を言ったら勢いよく振り返ってドン引きした顔を向けた。
「な、何気色悪いこと言ってんだ!?お前網谷の若頭に感化され過ぎだろ!?
俺はだいたい彼女いるからな!」
「ははっ、冗談に決まってるじゃないですか」
「はあ、そうかよそれないいけどよ……まったく肝が冷える。
とりあえず、今回壊された物の詳細はスマホから送るから、お前は早く帰って親に報告しな」
「はい、ありがとうございます。お言葉に甘えます」
笑って兄貴に頭を下げて、俺は網谷に戻るためアニキに背を向けた。
「そうだとしても断定じゃない。与えられた情報を鵜呑みにするな」
「へい……そうですか」
いい情報を持ってきたと意気揚々だったけど、アニキにそう言われて渋々事務所の中に戻って行った。
「凛太郎」
「はい」
「凛太郎は関係ない、とっくの昔に荒瀬の男だ」
アニキはそのおっさんが中に入っていったのを確認して、こっちに背中を向けながらそう言ってくれた。
その優しさにじんわりと胸の奥があたたかくなっていく。
「アニキ……俺が女だったら惚れてるっす」
「はぁ!!?」
いつもの調子に戻って冗談を言ったら勢いよく振り返ってドン引きした顔を向けた。
「な、何気色悪いこと言ってんだ!?お前網谷の若頭に感化され過ぎだろ!?
俺はだいたい彼女いるからな!」
「ははっ、冗談に決まってるじゃないですか」
「はあ、そうかよそれないいけどよ……まったく肝が冷える。
とりあえず、今回壊された物の詳細はスマホから送るから、お前は早く帰って親に報告しな」
「はい、ありがとうございます。お言葉に甘えます」
笑って兄貴に頭を下げて、俺は網谷に戻るためアニキに背を向けた。



