なんとも言えない感覚が訪れた。
一呼吸置いて小さな小さな赤ん坊の鳴き声が。
周りが慌ただしくなり、助産師さんが何か言っているのが聞こえた。
「おめでとうございます、男の子ですよ、荒瀬さん」
ああ、産まれたんだ。
疲れ切っていて言葉の意味が理解出来たのはしばらく時間が経ってからだった。
同時にあんなに痛かった陣痛が消えた。
ほっとして、気が抜けた。
すると体が脱力してまぶたが重くなる。
「壱華…?」
志勇が私の顔を覗き込んだのを確認したあと、その後のことはあまり覚えていない。
あまりの疲労にわたしの体は完全にスリープモードに入ってしまったようだ。
夢も見ず、ひたすら眠り続けた。
わたしが次に目を覚ましたのは震える女の声を聞いた時だった。
「申し訳ありませんでした!」
目を開け、首を動かすと視線の先に志勇の後ろ姿が見える。
どうしたんだろう。
わたしは寝起きで働かない頭で周りの状況を確認することにした。
一呼吸置いて小さな小さな赤ん坊の鳴き声が。
周りが慌ただしくなり、助産師さんが何か言っているのが聞こえた。
「おめでとうございます、男の子ですよ、荒瀬さん」
ああ、産まれたんだ。
疲れ切っていて言葉の意味が理解出来たのはしばらく時間が経ってからだった。
同時にあんなに痛かった陣痛が消えた。
ほっとして、気が抜けた。
すると体が脱力してまぶたが重くなる。
「壱華…?」
志勇が私の顔を覗き込んだのを確認したあと、その後のことはあまり覚えていない。
あまりの疲労にわたしの体は完全にスリープモードに入ってしまったようだ。
夢も見ず、ひたすら眠り続けた。
わたしが次に目を覚ましたのは震える女の声を聞いた時だった。
「申し訳ありませんでした!」
目を開け、首を動かすと視線の先に志勇の後ろ姿が見える。
どうしたんだろう。
わたしは寝起きで働かない頭で周りの状況を確認することにした。



