組員に車を出してもらうことになり、陣痛がない内に玄関から出ようとしたその瞬間。
「え……」
パチン!となにかが弾けるような音がして、気持ち悪い感覚とともに太ももを生ぬるいなにかが伝う。
「また痛むか?」
「……」
「少し休んでから行くか?」
「……した」
「ん?」
「破水したかも。ちょっとタオルもってきて!」
まさかの状況にプチパニック。
バックにはいくらでもタオルを入れてきたのにそれすら忘れて大きな声で志勇にタオルを持ってこいと命令。
志勇はすばやくバックからフェイスタオルを取り出すとわたしの太ももを丁寧にふきあげる。
スカートを履いていてよかったと思う反面なぜか涙がこぼれた。
「ううぅ、ごめんねぇ。もうやだ……」
「何謝ってんだ。これくらい任せろよ」
「うん、ありが……ああぁ!また陣痛来た!!」
これまでにない情緒不安定なわたしは懇親の力を込めて志勇の服を掴んだ。
「痛っ…爪が肉に食い込んでるって壱華、とりあえず落ち着け」
「無理無理、骨盤割れる!」
結局陣痛が収まるまでずっとその状態で、収まってからやっとこさ病院に向かった。
「え……」
パチン!となにかが弾けるような音がして、気持ち悪い感覚とともに太ももを生ぬるいなにかが伝う。
「また痛むか?」
「……」
「少し休んでから行くか?」
「……した」
「ん?」
「破水したかも。ちょっとタオルもってきて!」
まさかの状況にプチパニック。
バックにはいくらでもタオルを入れてきたのにそれすら忘れて大きな声で志勇にタオルを持ってこいと命令。
志勇はすばやくバックからフェイスタオルを取り出すとわたしの太ももを丁寧にふきあげる。
スカートを履いていてよかったと思う反面なぜか涙がこぼれた。
「ううぅ、ごめんねぇ。もうやだ……」
「何謝ってんだ。これくらい任せろよ」
「うん、ありが……ああぁ!また陣痛来た!!」
これまでにない情緒不安定なわたしは懇親の力を込めて志勇の服を掴んだ。
「痛っ…爪が肉に食い込んでるって壱華、とりあえず落ち着け」
「無理無理、骨盤割れる!」
結局陣痛が収まるまでずっとその状態で、収まってからやっとこさ病院に向かった。



