続・闇色のシンデレラ

「ったく……女ってのはどうして色恋沙汰に首を突っ込みたくなるんだか……」



そう言った志勇は私ではなく、剛さんに視線を飛ばす。

すると剛さんは射抜かれたように体を硬直させ、わざと志勇と目を合わせないようじっと前を見つめていた。



「だいたい、お前が相手方が勘違いするようなことをしたからだろうが。
お前があの女に言うべきことは決まってるだろ?
スッパリ言ってやれ」



あの女、といって志勇は反対方向を見る。

そこにはなんと、壁に隠れた潤ちゃんがいた。



「潤ちゃん?」

「あ、あ……ごめんなさい!ここを通らないと帰れないので、そのっ……」



両手をばたつかせ慌てる彼女は、剛さんを目にするとらやがて力を失ったかのようにその腕を下ろした。

すると、彼女の目の前へゆっくりと、剛さんが近づいていく。



「潤……俺は……」

「分かってます……」

「いや違うんだ!俺は……」



しょげていた彼女。

しかし、そんな彼女の肩を両手でがしりと掴んだのは剛さん。





「俺はあんたと、これまで同様、親睦を深めたいと思ってる」






「「「!!?」」」



その言葉に、一同が驚愕した。