ところがハプニングはその後に起こった。
「おい、壱華」
店から出てすぐのところ、よく利用する駐車場で見知った声がしたかと思えば。
「志勇!?」
なんとそこに志勇がイラつきを全開にして、堂々と待ち構えていた。
「……すみません、壱華さん……」
申し訳ない表情の、凛の襟首をがっちりと掴んで。
「帰ったら壱華がいないと思えば、外に出かけただと?……あの事件の後で何考えてんだ。
お前のメンタルは鋼か?鋼の精神か?屈強すぎるにもほどがあるだろう!」
「ひいぃ……」
怒りをほとばしる志勇。
それにみっともない悲鳴を上げたのは志勇に捕まえられている、小さな体の凛だ。
「勝手に出かけたのはごめんなさい。でも、ずっと引きこもってたままだし、たまには外出もいいかなって」
「その外出の理由が気に食わねえんだよ。なあ、凛太朗?」
「ひえぇ、ごめんなさい……」
首根っこ掴まれたまま、凛はさらに小さく縮こまった。
どうやらいろいろと巻き込んでしまったらしい。
「分かった……話はゆっくり聞くから、凛を放してあげてよ、志勇」
「チッ、元はといえばこいつが原因だろ」
「うう……申し訳ありませんでした」
「……今後、壱華に変なこと吹き込んだらゲイの知り合いの働かせに行かせるからな。あいつにお前の写真見せたらかわいいっつってたから脈アリだぞ」
「えええっ!?絶対嫌です、てかどこで俺の写真を!?」
「あ?」
「うっ……すみません全部俺が悪いんです!」
志勇は理不尽な理由で叱っているのに、それがどうしてもコントのように感じてしまうのはなぜだろう。
「おい、壱華」
店から出てすぐのところ、よく利用する駐車場で見知った声がしたかと思えば。
「志勇!?」
なんとそこに志勇がイラつきを全開にして、堂々と待ち構えていた。
「……すみません、壱華さん……」
申し訳ない表情の、凛の襟首をがっちりと掴んで。
「帰ったら壱華がいないと思えば、外に出かけただと?……あの事件の後で何考えてんだ。
お前のメンタルは鋼か?鋼の精神か?屈強すぎるにもほどがあるだろう!」
「ひいぃ……」
怒りをほとばしる志勇。
それにみっともない悲鳴を上げたのは志勇に捕まえられている、小さな体の凛だ。
「勝手に出かけたのはごめんなさい。でも、ずっと引きこもってたままだし、たまには外出もいいかなって」
「その外出の理由が気に食わねえんだよ。なあ、凛太朗?」
「ひえぇ、ごめんなさい……」
首根っこ掴まれたまま、凛はさらに小さく縮こまった。
どうやらいろいろと巻き込んでしまったらしい。
「分かった……話はゆっくり聞くから、凛を放してあげてよ、志勇」
「チッ、元はといえばこいつが原因だろ」
「うう……申し訳ありませんでした」
「……今後、壱華に変なこと吹き込んだらゲイの知り合いの働かせに行かせるからな。あいつにお前の写真見せたらかわいいっつってたから脈アリだぞ」
「えええっ!?絶対嫌です、てかどこで俺の写真を!?」
「あ?」
「うっ……すみません全部俺が悪いんです!」
志勇は理不尽な理由で叱っているのに、それがどうしてもコントのように感じてしまうのはなぜだろう。



