「壱華……」
部屋に入ってきた志勇は深刻そうな顔だ。
そんな彼に対してわたしは口元に人差し指を立てた。
「志勇、シー!」
「は……!?」
「やっと憂雅くんが眠ったの。大きな音立てないで」
平然とした口調でそう言うと、何とも言えない顔をして困惑する志勇。
きっと私が継母に遭遇したと聞いて、慌てて帰ってきたのだろう。
だけどわたしは何も無かったかのようにケロッとしていたから驚いたんだ。
あなたに拾われた頃のわたしはこんなに強くなかったから。
「壱華……?いや、おれはお前が……」
「うん、分かってる。心配してた帰ってきてくれたんでしょ?」
「ああ……」
「ありがとう。だけど大丈夫だよ」
おそらく、今回は凛のおかげで助かったし、お腹に守るべきものがあるから乗り越えられた。
だけど、正直にいうと志勇が飛んで帰ってきてくれたのは嬉しい。
その気持ちに素直に従い、立ち上がって志勇に抱きついた。
「……無事でよかった」
「……ごめんね、心配かけて」
「お前が謝ることじゃねえだろ。まあ、こうして壱華と触れ合える時間ができたのは好都合だな」
「ふふ、わたしもそう思ってたところ。おかえり」
「ああ、ただいま」
部屋に入ってきた志勇は深刻そうな顔だ。
そんな彼に対してわたしは口元に人差し指を立てた。
「志勇、シー!」
「は……!?」
「やっと憂雅くんが眠ったの。大きな音立てないで」
平然とした口調でそう言うと、何とも言えない顔をして困惑する志勇。
きっと私が継母に遭遇したと聞いて、慌てて帰ってきたのだろう。
だけどわたしは何も無かったかのようにケロッとしていたから驚いたんだ。
あなたに拾われた頃のわたしはこんなに強くなかったから。
「壱華……?いや、おれはお前が……」
「うん、分かってる。心配してた帰ってきてくれたんでしょ?」
「ああ……」
「ありがとう。だけど大丈夫だよ」
おそらく、今回は凛のおかげで助かったし、お腹に守るべきものがあるから乗り越えられた。
だけど、正直にいうと志勇が飛んで帰ってきてくれたのは嬉しい。
その気持ちに素直に従い、立ち上がって志勇に抱きついた。
「……無事でよかった」
「……ごめんね、心配かけて」
「お前が謝ることじゃねえだろ。まあ、こうして壱華と触れ合える時間ができたのは好都合だな」
「ふふ、わたしもそう思ってたところ。おかえり」
「ああ、ただいま」



