恋人は社長令嬢

その日、デートの約束をしていた瞬と梨々香。

会社の近くの公園で、待ち合わせだ。

だが瞬は、仕事が押して遅刻だ。


「瞬ったら、女の子を待たせるなんて、お仕置きしちゃうぞ。」

その時に、都合よく現れるのが瞬だ。

「ごめんごめん、梨々香。待たせた。」

「ダ~メ!許さないんだから。」

「怒らないの。今日は、梨々香の好きなお店に、連れていくから。」

梨々香の扱いに、すっかり慣れた瞬。

「それだけじゃ嫌。」

「嫌?」

「ここでチューしてくれたら、許す。」

周りは仕事帰りの人達が、ウジャウジャいる。

「わがまま言わない!」

「ん~もう!」

梨々香が諦めて、瞬の隣に来た時だ。

すかさず、瞬が梨々香の頬に、チュッとする。

ニコッと笑う瞬。

「瞬!!!」