恋人は社長令嬢

三日後、札幌市内を歩く、那々香の姿があった。

その手元には、亮介の住んでるアパートの住所が、書かれている紙があった。

先日、北海道へ行くべきだと言った梨々香。


「でも私、居場所なんて、一切分からないのよ。」

北海道支社と言っても、札幌市内を全て、探せるわけがない。

「だったら、私に任せて。」

ニコッと笑った梨々香。


二日後、梨々香は一つの住所を書いた紙を、持ってきた。

「どうしたの?これ。」

「梨々香様の情報網を、甘くみないでよね。」

情報網って言ったって、一高校生の梨々香が、こんな個人情報まで調べられるって、どういうこと?

あいつの後ろには、ヤバイ人でも付いてるの?