。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅵ《シリーズ最新巻♪》・*・。。*・。



戒に色々問いただしかったけど、三時間も意味もなくロッカールームに居るのはな~


スタッフだって出入りするワケだし、あれこれ聞かれるのも面倒だ。


まぁ家に帰ればいつでもそのチャンスはあるわけだし、帰ろ。と決めてあたしは家に帰った。


「ただいま~」と家に帰り着いたとき、台所から何やらいい香りが漂ってきた。


そう言えば今日の夕飯当番は壱衣だったな。


台所に向かうと


「「お嬢、オツトメご苦労さまでやす」」と、ピンクのひらひらエプロンを付けたマサと、壱衣がフライパンで野菜炒めを作ってる最中だった。


また、ごっついのが二人…むさ苦しいんだよ。


だけど、ピンクのひらひらラエプロンが激しく不釣り合いな二人が作ってた料理から醤油の香ばしい香りが漂ってきて


「おう、あたしも手伝うよ。てかその“オツトメ”って言うのやめろ!!」


「す、すいやせん」とマサと壱衣は慌てて頭を下げる。


台所には壱衣の他、「お嬢、オツトメご苦労さまでやす」と数秒遅れてユズの声が


だぁかぁらぁ!オツトメって言うのは…(以下略)


もう何だか否定するの疲れたよ。


テーブルに座ったユズはカップラーメンを食っていた。