「見慣れた顔なのにそんな驚く?」とくくくと声を立てて笑うアオだけど、多分あなたの顔は何十回、何百回みても慣れないです!!!
顔は女の子ですか?っていうくらい顔が小さくて、目は二重で鼻筋がすっと通っていて、黒いサラサラの髪の毛で、イケメンの代表みたいな顔が突然目の前にあったらいくら幼なじみでも彼女でも慣れるわけがない。
「まあそれでさ、母さんがさ.........」
私がそんなことを考えいるとはつゆ知らないアオは先程私の聞いていなかった話の続きをし始めた。
お互いの話を聞き楽しく笑いながら登校するまでが私の朝の日常なのである。

