空に問いかけて



「神宮寺の席だが、空いているし松原の隣でいいか」

「ふぇ!!」

あまりにもビックリしてしまい変な声が出てしまい、皆からの視線が痛い。
私は恥ずかしさから俯いてしまった。

(もう恥ずかしいし、終わったよ·····)



しかし、彼はお構い無しというようにまっすぐこちらに向かってくる。



「よろしくな」

彼は私の目の前を通る時にそう言った。

私はそれに対し、頷くことしか出来なかった。


(よろしくな、ってもうこれからどうなるの)