「茜!おっはよーう!」 いきなり飛びついた私に驚きながらもまたかって顔しながら親友の神宮寺茜が振り向いた。 「おはよう美里。あんたね、毎朝毎朝突進するのやめなさいよ」 「なんでよ?愛情表現なのに」 「……はあ」 すっとぼける私を見て、茜は白々しく大きなため息をついた。 茜は中学の頃からずっと仲良しだった子で、口は悪いけど根はいい子。