やっぱり、君だけ。

『怜斗version』
俺が中学生の時だった。
ある日、毎日公園に一人で行っていた。
その公園は誰もいないような静かで少しボロいような公園だった。
そこは本当に誰もいなくて、しかも空が綺麗だった。
俺は、何かあるとその公園のベンチに座って誰もいないところで綺麗な空を見上げるのが好きだった。
小さい頃の俺は家族が好きだった。でも、それもつかの間。お父さんとお母さんは喧嘩するようになり、2人は離婚した。いつも喧嘩ばっかりで、俺は毎日ストレスを感じていて、そして更に相談する相手もいなければ行く場所もなかった。辛くて逃げ出して、着いたところがこのボロい公園だった。この公園の空を見ると心が癒され、嫌なことが全て無くなる感じがする。
ある日、俺はまた辛くなり家を逃げ出した。
俺は辛いのに、空はすごく綺麗で澄んでいた。
ベンチに座ろうとして、ベンチに向かった。
空を見るとなぜか涙が出てきた。
泣いていた俺に1人の女の子が近づいてきた。
「君、泣いてるの?」
その女の子はストレートのロングヘアで、少し茶色がかった髪色だった。その髪の毛は少し風になびかれいてとても綺麗な髪の毛だった。
俺はその子に興味を持った。
あまり女子と話したことない俺はその子のことを少し気になり始めていたのかも知れない。
「泣いてないよ。目にゴミが入っただけ」
俺は強がった。
俺は一瞬でその子だけには弱いところを見せたくないと思った。
「君はなんでここにいるの?」
と聞かれた。
「ちょっとね。君の名前教えてくれる?」
唐突すぎて、相手は少し驚いた顔をしていた。
「春川瑠香。君は?」
「俺は川瀬怜斗。よろしくね」
それ以来、俺は隣の町に引っ越すことになった。


怜斗が小さい時に公園で1人で空を見ていたら、1人の女の子に出会って、名前を聞いたら瑠香だった。瑠香は覚えていないが怜斗は確実に覚えており会ううちに瑠香に惹かれていく。でも、怜斗は引っ越すことになり公園には行かなくなった。高校は元の場所にな戻ってくることになった。そして、瑠香がその高校に受験すると知り、受験を決めた。そして告白した。