いつか、この最悪で声の届かないような世界が壊れますように。

青春・友情

四葉 夜宵/著
いつか、この最悪で声の届かないような世界が壊れますように。
作品番号
1589638
最終更新
2020/02/07
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
完結
PV数
0
いいね数
0
「本当、あんたって気持ち悪いよね。ずーっと黙りこんでさ、日本語わかるの?」



「うっわー、長谷川の机触っちまった!!バイ菌に感染したああ!」


「さっさと消えろよブス!!」


僕のクラスメイトである、長谷川美代はクラスのいじめられっ子。



彼女は、誰とも会話せず、誰とも関わりを自分から持つことのない女の子だった。



「なんで、誰とも話さないの?」


「……」



[たった一人の少女を想う一途な男子高校生。]

桧山 湊(ヒヤマ ミナト)

×

[誰とも関わりを持とうとしない無言の美少女]

長谷川 美代(ハセガワ ミヨ)




「…あんたに会えて良かった。ありがとう、湊。」



本当の君を見つけて、君を救えるなら。



君の抱えている気持ちに僕だけが気づけるのなら。



「他の人は、嫌いだから。湊になら、話せますようにって願ったの」



いつか、この最悪で声の届かないような世界が壊れますように__。

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