聖夜の雪の...愛する暗殺者

山へ来たはいいもののどの辺に落ちたかが全く分からない。

俺は滴り落ちる汗を手の甲で拭きあげ、ひたすら走りながら探し続けた。

普段運動なんてしない俺が、こんなに走ればぶっ倒れるなんて見えてる事だが、俺はそんなことは気にせず走り続けた。

そして案の定、ぶっ倒れた。

あぁ...てかなんで俺こんなことしてんだ?

なんで得体の知れないものの為にこんな身を削っているんだ?

てかそもそもあれ俺が寝ぼけてただけなんじゃ...

俺は急にバカバカしくなって、自分の馬鹿さに嫌気がさした。

はぁ...帰るか。京香には悪いことしたな、後で謝ろう。

俺は重い体を起こして立ち上がった。


......ん?


後ろに気配を感じ振り返る。


!?