聖夜の雪の...愛する暗殺者

「....俺が?」

「見ず知らずの私を病院まで運んでくれた上に、家にまで泊めて面倒を見てくれてるじゃないですか!」

「それは....まあそうなんだけどさ...」

性的本能がそうさせたとは死んでも言えない。

「だから蓮太さんは私にとって、とても優しい大切な友達です!」

俺は恵の真っ直ぐな瞳に、心からの本音だと訴えられかけている気がした。

「....ありがとう。あまりそういうこと言われ慣れてないからなんか照れるな(笑)」

でももし、この子が俺の苗字まで知ってしまったらどうなるんだろう。

やはりまた、俺を殺しにかかるんだろうか。

俺はそんなことを考えながら台所へ再び向かうと、恵は「手伝います!」と言って一緒に晩飯を作ってくれた。

そして一緒に飯を食べ、一緒に歯を磨き、一緒にテレビを見て、一緒にベッドに入った。

ベッドは一応セミダブルサイズなのでそこまで横幅は狭くないが、女子と寝ることは京香を含めても初なので、俺はかなりソワソワした。