聖夜の雪の...愛する暗殺者

外を見てみるともう夕日はすっかり沈んでいて、暗い夜空の下、美しく輝く夜景が広がっていた。

「もう、晩飯時か.....」

「電話はもう済んだんですか。」

恵が俺の部屋から顔を覗かせる。

「あぁ。晩飯、すぐ作るから。」

俺は台所に向かった。すると、恵はそれを引き止めるように

「誰からの電話だったんですか?」

と聞いてきた。

「...ほら、さっき言ってた大切な友達だよ。」

「へぇ。」

「それがどうかしたのか?」

「いえ、ただ蓮太さんの大切な友達ってどんな人なんだろって。」

「.....そりゃあすげえいい子だよ。俺とは比べモンになんねぇくらい、こんな俺なんかと友達になってくれるんだから。」

俺は恵の方は見ず、ずっと台所の方を見ながら喋った。

「蓮太さんだっていい人じゃないですか!」

と、恵は後ろから俺の腕を掴んだ。