俺は帰ると早々に食材を出して、朝飯の準備をした。

恵は風呂に入りたかったらしく、入浴タイム中だ。

鼻歌でも歌っているのか、美しい歌声が風呂場の方から聞こえてくる。

不思議な気分だ。

京香がしょっちゅう家に来てたりするので、家に女の子を連れてきたのは初めてという訳ではないが、やはり知らない女の子となるとそわそわする。

そんな気持ちをよそに、京香はバスタオル1枚で上がってきた。

「ふぅ〜、久しぶりのお風呂ぉ〜。傷は少し痛むけどやっぱ最高ですね。」

京香はそう言うと体に巻いたバスタオルを脱いだ。

俺は慌てて逆を向いた。

「おっ、おい!なんでここで脱ぐんだよ!」

「えっ...あ、ごめんなさい....ついいつもの癖で....」

京香は急いでバスタオルを巻き、奥の部屋へと入った。

「いや....全然いいんだけどさ.....(むしろ裸のままでいて欲しい....)」

急にズボンが窮屈に感じ、股間を見てみると勃起していた。