聖夜の雪の...愛する暗殺者

玄関の鍵を開けドアノブ手をやる。

「なぁ。」

「はい?」

「.....いや、なんでもない。」

「そうですか。」

ドアノブを捻り、玄関を開け、Mを中へと案内した。

「そーいえばお母さんは....?」

「母親か、一応いるけどいないようなもんさ。父親は君と同じく死んでる。」

「そうなんですね....」

Mは申し訳なさそうにする。

「ここが俺の部屋、母親は基本帰ってこないと思うけど一応俺の部屋で寝て欲しい。寝てる時に帰ってこられると色々と面倒だしね。」

「わかりました。」

俺はふぅ...と、ひと仕事終えたかのように息を吐いた。

「朝飯まだ食ってないよな?作ろうか?」

「え、いいんですか?すみません....」

「おうっ!あ...でも材料なんもねぇな。買い出し行ってくるわ。」

そう言って俺が玄関へ向かうと、Mは俺の腕を掴んだ。

「私も行きます!」

「おっ、おう。ありがとう。」

俺は思わず少し顔を赤らめた。