聖夜の雪の...愛する暗殺者

「おはよう。昨日はよく眠れたか?」

俺は病室のドアを開け、早々に挨拶した。

Mはもう起きていたのか、俺の声を聞くとすぐ起き上がった。

「おはよう...ございます。まあボチボチ眠れました。」

「そうか、ならよかった。」

俺は椅子に座る。
「.....。」

「.....。」

沈黙が走る。

「あの....」

「ん?」

「来てくれて....ありがとうございます....」

Mは少し照れくさそうに言った。

ダメだ。可愛い。

「いやいや、俺も暇だったしさ(笑)」

Mは少し黙ったあと少し不安げそうな顔で

「あの....私を引き取ってくれませんか.....?」

は?という声は心の中でとどめておいた。

「えっ...引き取るって....なんで俺!?」

「えっと.....その、私には帰る場所がないので....」

「.....え、親は?」

「なんていうかその〜...今はいないです。」

ますますこの子の正体がわからない。

引き取ってしまえば、俺の名前がバレるのも時間の問題.....だが帰る場所がないと困ってる子を見捨てるのも如何なものか....'

「ダメ......ですか?」

Mはさっきよりさらに不安げそうな顔をしている。

「.....わかった。引き取ろう。」

引き取ってしまった。ダメだ。可愛さには勝てない。

「....!ありがとうございます!!!」

Mは早速身支度を始めた。

「え、もう動いてもいいのか?」

「はい、先生からはもう大丈夫だと言われているので。」

「そ、そうか...」

こうして俺たちは病院を出た。