ピーポーパーポー♪

お風呂が湧きました♪♪

朝風呂はいい。

目がさっぱり覚めるし、一日の始まりを綺麗な体で挑めるというのは気持ち的にも清々しい。

まぁ、今日も俺の大嫌いな学校なんだが。

.....サボってあの子に会いに行こうかな。

俺は頭を洗い流し、髪をかきあげ、鏡を見た。

「ふっ.....ブッサイクな顔......」

体を洗い流し、風呂を出た。

俺はクローゼットを開け、学校の制服ではなく私服を着た。

迷いはない。

学校一日サボっても、叱ってくれる親もいない。

ある意味楽で、ある意味寂しい。

時計を見るとまだ5時半だ。

まだちょっと早いな...。

そういえば昨日から何も食べてない。

飯でも作るか。

冷蔵庫を開ける。

相変わらず中身は寂しい。

母親は買い出しなんてしないし、俺も必要最低限しか買ってこないから、こういう時に困る。

俺はそっと冷蔵庫をしめてお湯を沸かした。

カップ麺でも食べよう。