そうして迎えた………ゴールデンウィーク。
後2ヶ月もすれば
1年留学する和花が………。
コンコン。
「祥太兄ちゃん、入っていい?」
高校生になって一度も訪れなかった俺の部屋のドアをノックした。
留学の話しを聞いて
引きこもり気味の俺は………。
夕飯もここで食べ。
学校とここの往復だけで………
お世辞にもキレイだと言えない部屋になっている。
「あっ………
えっと。
いやっ、ちょっと待って!!
今、キレイにする。
後5分!
いやっ、3分でキレイにするから…………
ちょっと待ってて!!」
バタバタと立ち上がり
カップ麺の空や、ペットボトルをかき集めた。
窓を開け
男臭い臭いも飛ばして、ドアを開けると。
「エッチな本かビデオでも隠してたの?」と
ニッコリ笑って入って来た和花。
少し視界に入れないだけで、随分大人っぽくなったと感じた。
「アホ。
中年オヤジが、今さらそんな物見るか。
ちょっと汚すぎたから……………」
さすがに情けない理由で待たせてしまい
言葉が尻すぼみになる。
「いいから、いいから。
それより、座って良い?」と
以前は当たり前のように座っていた
俺のベッドを指差した。
「……………あぁ。」
気持ち叩いて………
タオルを敷いて。
「…………どうぞ。」
クスクス笑う和花に……………
数ヶ月ぶりの笑顔に、ホッとした。
後2ヶ月もすれば
1年留学する和花が………。
コンコン。
「祥太兄ちゃん、入っていい?」
高校生になって一度も訪れなかった俺の部屋のドアをノックした。
留学の話しを聞いて
引きこもり気味の俺は………。
夕飯もここで食べ。
学校とここの往復だけで………
お世辞にもキレイだと言えない部屋になっている。
「あっ………
えっと。
いやっ、ちょっと待って!!
今、キレイにする。
後5分!
いやっ、3分でキレイにするから…………
ちょっと待ってて!!」
バタバタと立ち上がり
カップ麺の空や、ペットボトルをかき集めた。
窓を開け
男臭い臭いも飛ばして、ドアを開けると。
「エッチな本かビデオでも隠してたの?」と
ニッコリ笑って入って来た和花。
少し視界に入れないだけで、随分大人っぽくなったと感じた。
「アホ。
中年オヤジが、今さらそんな物見るか。
ちょっと汚すぎたから……………」
さすがに情けない理由で待たせてしまい
言葉が尻すぼみになる。
「いいから、いいから。
それより、座って良い?」と
以前は当たり前のように座っていた
俺のベッドを指差した。
「……………あぁ。」
気持ち叩いて………
タオルを敷いて。
「…………どうぞ。」
クスクス笑う和花に……………
数ヶ月ぶりの笑顔に、ホッとした。



