「お母さんが何処に行ったか分かる?」
「何か言ってなかったかなぁ?」
デパートの人が呼んだのか、お巡りさんまで来て
俺は益々泣き声を大きくした。
そんな時。
「すみません、祥太の父親です。
祥太、ごめんな。
お父さんが来たから、大丈夫だぞ。」
慌てて飛び込んで来た父親
朝着ていたスーツが、ヨレヨレになっていた。
「すみません、お父さんですか?
お子さんの服にこれがあったので………連絡させて貰いました。」
さっきの封筒を見せた警察官。
サッと目を通し…………
父さんは、俺を抱きしめた。
その後は警察官と二、三話し
デパートの人達に深々と頭を下げてお礼を言い
事務所を後にした。
「祥太。
お父さんは、今から警察に行ってお母さんのお話をしなくちゃいけないんだ。
祥太にもお話を聞きたいって言われたけど…………
祥太は今日疲れてるから、明日にしてもらった。
もう少ししたら、一花お姉ちゃんと一美おばちゃんが来てくれるから
二人が来るまで、お巡りさんとここで待っててくれるか?」
また置いて行かれるのは怖かったが………
警察に行くのも不安で…………頷いた。
父親を乗せたパトカーが見えなくなると
急に不安になった。
「……………お母さん。」
再び泣きそうな俺を抱き上げたのは………
クマみたいに大きくて、丸い顔の
笑顔が人懐っこいお巡りさんだった。
「祥太、頑張ったな。
えらいぞ!
お腹空いたよなぁ~
ヨシッ、一緒にコンビニに行こう!」
隣にいた、もう一人のお巡りさんにコンビニに行く事を伝え
抱いたまま、向かいのコンビニに歩きだした。
「何か言ってなかったかなぁ?」
デパートの人が呼んだのか、お巡りさんまで来て
俺は益々泣き声を大きくした。
そんな時。
「すみません、祥太の父親です。
祥太、ごめんな。
お父さんが来たから、大丈夫だぞ。」
慌てて飛び込んで来た父親
朝着ていたスーツが、ヨレヨレになっていた。
「すみません、お父さんですか?
お子さんの服にこれがあったので………連絡させて貰いました。」
さっきの封筒を見せた警察官。
サッと目を通し…………
父さんは、俺を抱きしめた。
その後は警察官と二、三話し
デパートの人達に深々と頭を下げてお礼を言い
事務所を後にした。
「祥太。
お父さんは、今から警察に行ってお母さんのお話をしなくちゃいけないんだ。
祥太にもお話を聞きたいって言われたけど…………
祥太は今日疲れてるから、明日にしてもらった。
もう少ししたら、一花お姉ちゃんと一美おばちゃんが来てくれるから
二人が来るまで、お巡りさんとここで待っててくれるか?」
また置いて行かれるのは怖かったが………
警察に行くのも不安で…………頷いた。
父親を乗せたパトカーが見えなくなると
急に不安になった。
「……………お母さん。」
再び泣きそうな俺を抱き上げたのは………
クマみたいに大きくて、丸い顔の
笑顔が人懐っこいお巡りさんだった。
「祥太、頑張ったな。
えらいぞ!
お腹空いたよなぁ~
ヨシッ、一緒にコンビニに行こう!」
隣にいた、もう一人のお巡りさんにコンビニに行く事を伝え
抱いたまま、向かいのコンビニに歩きだした。



